日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 1L20
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無容器法から合成されたBaTi2O5ガラスの構造
余野 建定荒井 康智依田 眞一*小原 真司高田 昌樹増野 敦信黒岩 芳弘伊藤 恵司福永 俊晴野沢 俊介腰原 伸也
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抄録
無容器法はレーザー加熱と組み合わせることにより高温融体を無容器状態で保持できることから、高純度バルクガラスが広い組成範囲で得られるという利点があり、新規ガラス材料開発の観点からも有用な方法である。本研究ではガスジェット浮遊法を用いて合成したBaTi2O5バルクガラスの構造を高エネルギーX線回折、中性子回折、逆モンテカルロシミュレーション(RMC)により解析した。その結果、TiO5がネットワークを形成し、Baの周りのOの配位数はランダム、すなわち配位数に分布があることが明らかになった。
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©  日本セラミックス協会 2009
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