日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 2P164
会議情報

RFスパッタリング法によるペロフスカイト型酸化物(Bi0.5Ag0.5)TiO3薄膜の作製
*細川 翔悟単 躍進手塚 慶太郎井本 英夫
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
 本研究は、(Bi0.5Ag0.5)TiO3 (以下BAT)の誘電性を正しく評価するための第一歩としてRFマグネトロンスパッタリング法による薄膜の作製を目的とし、膜の作製条件を調査した。  基板温度300~400 ˚Cにおいて、BATに近い組成比の膜が得られた。BATの組成比に近いアモルファス状態の膜試料をアニールすれば、BAT膜が得られる可能性があると考えられる。そこでArとO2比が1:1, チャンバー内圧力0.2 Pa, ターゲット基板間距離1.5 cm, 基板温度365 ˚Cで1 h 堆積したアモルファスの膜試料を、600 ˚C, 10 min, 酸素圧下(約0.8 MPa)でアニールを行った結果、単相のBAT膜を得た。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2009
前の記事 次の記事
feedback
Top