日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 3A21
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チタン酸バリウム‐ニオブ酸カリウム系セラミックスの微構造制御とその圧電特性
*清水 茂仁Pulpan Petr和田 智志田中 大介古川 正仁黒岩 芳弘
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抄録
現在、環境に優しくかつ高性能な圧電材料が求められており、その候補の1つとして、チタン酸バリウム(BT)—ニオブ酸カリウム(KN)系セラミックスが報告されている。このBT-KN系セラミックスの圧電特性については、0.5BT-0.5KNにおいて誘電率と圧電定数が高く、この組成では斜方晶と正方晶構造の2相共存であり、この界面領域が誘電率、圧電定数の数値に影響を与えたと考えられている。そこで本研究では、2相共存での微構造を制御し、2相界面領域の面積を増加させることで、圧電特性の向上について検討を行った。
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©  日本セラミックス協会 2009
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