日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 3C21
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インターグロース型LaxSr3-x CoFeO7-dの酸素透過特性
*籠宮 功鈴村 雅矢柿本 健一大里 齊
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抄録
混合導電性酸化物を用いた酸素透過性セラミックスにおいて、十分な酸素透過速度を得るのに900℃以上の高い温度が必要であることが一つの問題点となっている。この温度を下げる指針の一つは、酸素透過速度の活性化エネルギーを下げることである。本研究では、結晶構造の違いが活性化エネルギーに与える影響を調べるため、La-Sr-Co-Fe系で単純立方晶ペロブスカイトと異なり、インターグロース構造をとるLaxSr3-xCoFeO7-dに注目して、緻密焼結体を作製し、その酸素透過特性を評価した。
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©  日本セラミックス協会 2009
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