日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 3I09
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放電プラズマ焼結により作製したCa, Mg-ZrO2の機械的特性と微細組織
*門田 太郎小野木 伯薫大西 宏司中平 敦
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抄録
高齢者の急激な増加や老後におけるQOLの高い生活を実現するために人工関節の需要が近年増加している。本研究では、生体親和性に優れ、地球上に豊富に存在しかつ安価であるCaO、MgOを添加助剤として検討した。また、ジルコニアの機械的特性の向上を試みるために、添加助剤であるCaO、MgOの複合添加を試み、焼結方法として低温かつ短時間で焼結が可能であり、粒成長を抑制した緻密な焼結体が作製可能な放電プラズマ焼結(SPS)法に着目した。 本研究では強度などの機械的特性向上を目的として、CaO、MgO添加ジルコニアをSPS法により作製し、助剤添加による機械的特性、微細組織、各原子の局所構造に与える影響について検討した。
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©  日本セラミックス協会 2009
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