日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2010年年会講演予稿集
セッションID: 3A29
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TGG法により作製した配向性Ba4Sm9.33Ti18O54の微細構造に及ぼすテンプレート粒子形状の影響
*室井 和磨木村 敏夫
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抄録
多結晶体セラミックスに配向性を付与することにより、特性を向上させることができる。配向を付与させる方法として、TGG法が知られている。高周波誘電体としての特性を持つBa4Sm9.33Ti18O54(以下BST)は擬似タングステンブロンズ型構造を持ち、溶融塩法により針状粒子を形成する[1]。それをテンプレート粒子として用いることでTGG法を適用することができる。今回、作製条件を変化させることにより形状の異なるテンプレート粒子が得られた。更に、それぞれの粒子を用いてTGG法を行ったところ、配向度や微細構造に影響を与えることを見出した。
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©  日本セラミックス協会 2010
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