抄録
石炭の燃焼排ガスにはSO2やNOxなどの有害物質を含むので、環境に対して負荷が大きい。有害物質を制御するには、高温排ガス中のSO2を測定するためのセンサが役立つ。SO2センサにとって、とても安定な材料が必要であり、我々は、V2O5/WO3/TiO2 (VWT)に注目した。本研究では、Nasiconを固体電解質にAu/VWTを検知電極にした平板型センサを作製した。500℃以上では、出力は安定で、20ppm-200ppmの範囲でSO2濃度が増加するにつれて、出力は増加した。繰り返し測定において、オフセットはシフトするが、感度はほぼ同じであった。また、他のガスの影響についても調査した。