抄録
CoOウィスカーは,触媒やガスセンサーとして応用できる。一般にCoOウィスカーは,水熱合成法やゾルゲル法によって作製されている。フラックス法は高品質な結晶を育成でき,出発原料や温度条件により結晶組成や形状を制御できることが特長である。本研究では塩化物フラックス法により,CoOウィスカーを育成した。フラックスにLiClおよびKClを用いることで,長さ数 mm,直径約5 µmの極めて長く,アスペクト比の大きいCoOウィスカーの育成できた。TEM観察では,CoOウィスカーに欠陥がなく高品質であることがわかった。