日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 1P024
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スキージ法を用いて作製した色素増感太陽電池用TiO2複合膜電極の光電変換効率の評価
村田 尚弥上野 孝*湊 賢一松浦 俊彦李 智媛中山 忠親
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抄録
色素増感太陽電池(DSSC)は、低コストで製造可能であることから、次世代の太陽電池として注目を集めている。本研究では、色素増感太陽電池の光電変換効率(短絡電流)の向上を図るための要素として電極の色素吸着量に注目し、色素吸着量を増加するための方法として電極表面の多孔質化を検討した。ポリエチレングリコール(PEG)を用いて電極表面の多孔質化を図り、酸化チタンの比率を様々に変化させ作製したDSSCのI-V特性から光電変換効率(短絡電流)が最良な膜の調査を行った。さらに比表面積が高いことで知られる酸化チタンナノチューブ(TiO2:NT)を最良な膜に複合することで色素吸着量の増加を検討した。
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©  日本セラミックス協会 2011
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