抄録
チタン酸バリウムの固相合成においては、原料を均一に混合しムラなく焼成することが重要であるが、主原料である酸化チタン粒子は比較的球状の粒子が多いが、炭酸バリウムに関しては針状の粒子形状をしたものが多い。原料をより均一に混合するためには、炭酸バリウムも球状であることが望ましいため、炭酸バリウムの粒子形を制御する反応条件の検討を行った。その結果、グルコン酸存在下で炭酸バリウム粒子を合成すると、粒子径にかかわらず、粒子形状を球状に制御できることを見出した。また同時に粒子の凝集が抑えられ、分散性も改良されることが確認された。