日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 2F02
会議情報

複合アニオン化合物としての新規鉄系超伝導体の設計と合成
*荻野 拓清水 保章町田 健次山本 明保岸尾 光二下山 淳一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
近年大きな注目を集めている鉄系超伝導体は、ブロック層に挟まれた二次元的な鉄ニクタイド層(鉄カルコゲナイド層)が超伝導性の起源となっている。我々は新たな鉄系超伝導体を探索するため、ブロック層としてペロブスカイト類縁構造を持つ酸化物層を選択した。本系が複合アニオン化合物であることを念頭に物質探索を行った結果、鉄ニクタイド層間がSr-Sc-O, Sr-Cr-Oのペロブスカイト類縁構造となっている化合物を発見した。また、ペロブスカイト層として“ダブルペロブスカイト”構造を導入し、ブロック層の厚い物質を設計したところ、Fe-As-Ca-Sc-Ti-Oなどの組成系で非常に長周期の構造を持つ鉄系超伝導体が生成することが分かった。これらの探索結果と物性について報告する。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2011
前の記事 次の記事
feedback
Top