日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 2H16
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ジオポリマー技術による人工石建材の作製
*武田 はやみ橋本 忍本多 沢雄岩本 雄二
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抄録
ジオポリマーとはセメント代替品として注目されている低環境負荷材料であり、非晶質アルミノシリケートと高濃度のアルカリ溶液との反応によって生じる硬化体である。その反応機構は地殻中の岩石の生成機構と類似しているとも言われている。それゆえ、天然鉱物のような発色を持つジオポリマー硬化体の作製も可能と推測される。本研究では、主原料としてカオリンを、発色元素として銅を用いて、ジオポリマー技術による天然鉱物の模倣を行い、新しい人工石建材の作製を試みた。
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©  日本セラミックス協会 2011
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