抄録
情報・家電・自動車・航空機に用いるプラスチック部材は、セラミックスとの異種材料の融合化により機能発現を行っている。製造の観点からセラミックスを樹脂に高分散するプロセス技術、部材信頼性の観点から紫外線などの劣化抑制などが求められている。セラミックス/プラスチック複合材料の製造にあたって、一般的には、粒子表面に化学修飾を施し樹脂との親和性を向上させることで分散操作を行っているが、コスト高と環境負荷の懸念がある。本研究では、紫外線吸収特性を有する酸化亜鉛を用いて、粒子に表面処理を施すことなく樹脂中に均一分散させることが可能な低環境負荷型プロセスと耐紫外線複合プラスチックの開発を行った。