日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 2J08
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メカノケミカル法を用いたNa2S-P2S5系固体電解質の作製とイオン伝導性
*野井 浩祐林 晃敏辰巳砂 昌弘
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抄録
メカノケミカル法により、ナトリウムイオン伝導性のxNa2S・(100-x)P2S5 (mol%)ガラスを作製し、ガラスの熱処理によって、ガラスセラミック固体電解質を得た。ガラスセラミックスはx=75の組成において、10-4 S/cmを超える高い室温導電率を示した。このガラスセラミックス中には、立方晶Na3PS4結晶がほぼ単相で析出していた。また、このガラスセラミック固体電解質は5 Vの電位窓を有することが分かった。
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©  日本セラミックス協会 2011
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