抄録
本研究では、有機無機コンポジット材料中における異種接触界面の制御による材料機能への影響を検討し、界面状態の制御による材料機能性、特に誘電特性に注目し、その向上を試みる。本実験ではポリマーマトリックスとしてL型ポリ乳酸、フィラーとしてチタン酸バリウム粒子を選択した。ポリマー中に分散させるフィラーの体積分率を変化させたコンポジット試料を作製し、その誘電特性の評価を行った。また、コンポジット誘電体の分散状態変化による誘電率変化のモデル計算値との比較から、本試料のコンポジット化による誘電特性への影響を検討した。