抄録
後で入力材料内部にナノ構造を持ち、かつ低温で自己集積化させることで、高性能を持ちながら低コストで作製できるナノクリスタルセラミックスに関する研究が、日本セラミックス協会電子材料部会内のナノクリスタルセラミックス分科会を中心に進められてから、すでに10年になろうとしている。この間、図1に示すように、ナノキューブ集積体セラミックスの作製を目指し、研究を行ってきた結果、目的とするmmサイズのナノクリスタルセラミックスの開発における最大の課題が明らかとなってきた。それは2種類のナノキューブ接触面を造りきることができないということである。そこでこの課題を解決すべく、ナノキューブ集積体に代わり、図2に示すナノ粒子複合セラミックスを提案し、研究を行ったので、その結果を紹介する。