抄録
ナノクリスタルは最小の単結晶であり、特異な挙動を示すことが学術的な関心を集め、近年さまざまな研究が進められている。ナノクリスタルを結晶方位を揃えて任意のサイズや形状にボトムアップすることができれば、その微小構造体に機能を付与し、制御することが可能になる。究極の微小デバイスを具現化するための技術として重要である。産総研では、ナノクリスタルセラミックスに関する研究開発を実施してきた。本発表では、チタン酸バリウムやチタン酸ストロンチウムなど誘電体ナノキューブに関する最近の研究成果を紹介し、その可能性と夢を議論する。