日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 3A19
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溶融塩法により作製したBa4Sm9.33Ti8O54粒子の形状に及ぼす過飽和度の影響
室井 和磨*木村 敏夫
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抄録
溶融塩法で合成した針状粒子を用いて結晶配向性Ba4Sm9.33Ti8O54</SUBセラミックスを合成する際に、針状粒子の形状は配向度に大きな影響を及ぼす。酸化物粉体合成における溶融塩法は、溶融塩の存在下で固体酸化物(炭酸塩)を反応させる方法であるが、固液二相系で複合酸化物が生成されることを特徴とする。Ba4Sm9.33Ti8O54</SUBの場合、過飽和度が粉体形状に大きな影響を及ぼすことを見出した。本方法では、液相と共存する固体の化学種を選ぶことで過飽和度を制御した。低過飽和度では板状の外形を有する多結晶粒子が生成し、過飽和が高くなると単一の針状粒子になり、さらに高くなると束状の針状粒した生成した。この挙動は成長速度と過飽和度の関係により説明できる。
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©  日本セラミックス協会 2011
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