日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 3B21
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塩析効果を利用したメソポーラスZnO粒子の低温合成
*上野 慎太郎藤原 忍
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抄録
 ZnOは優れた機能性材料であり,その特性の改善を目指して形態制御の研究が盛んである.本研究では,ギ酸亜鉛二水和物とNaClの水溶液にアンモニア水を添加し,60 oCで保持することでZnO粒子を得た.得られたZnO粒子は複数のポーラスな突起状の粒子が集合してできており,それぞれの突起は粒径数nmのZnO単結晶から構成されていた.またメソポアの存在もTEMにより確認された.ZnO粒子を構成する突起を電子線回折によって分析するとスポットパターンが得られたことから,突起を構成するZnO結晶の結晶方位は揃っていることが分かった.これらのメソポーラスZnO粒子の生成には前駆液に添加したNaClによる塩析効果が関与していると考えられる.
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©  日本セラミックス協会 2011
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