抄録
Ba1-xSrxZrO3は室温から1200℃まで1次相転移が存在せず、CO2への安定性が高いBaZrO3と導電率が高いSrZrO3の両方の利点を持つ物質として期待される。本研究でBa0.6Sr0.4ZrO3が室温から1200℃まで1次相転移がなく、導電率がSrZrO3より高い事を確認した。さらにZrサイトにYやYbを置換する事で酸素欠陥をつくり、プロトン導電性の向上を目指した。Y、Ybを置換しても焼結密度は低下せず、緻密な試料を作製する事ができた。また導電率はY、Ybを置換する事で向上する事が確認された。