日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2011年年会講演予稿集
セッションID: 1I19
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高濃度アルミナスラリー中の粒子分散挙動の観察
*古嶋 亮一田中 諭加藤 善二植松 敬三
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抄録
良分散の高濃度セラミックススラリーは,湿式により高密度で均一セラミックス成形体を作製する上で必要不可欠なものである.スラリー中の粒子の分散挙動の観察は,分散性評価において,直接的かつもっとも説得力のある手法であるといえる.しかし高濃度スラリーの光学顕微鏡の観察は,その不透明性から困難である.このため,代替法としてしばしば希釈したスラリーの観察が行われるが,高濃度スラリーの分散状態を現わしているとは言い難い.本研究では,高濃度スラリー中の粒子の分散状態が保たれていると想定される高濃度スラリーが希釈される瞬間の顕微鏡観察を試みた.
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©  日本セラミックス協会 2011
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