日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2011年年会講演予稿集
セッションID: 1L20
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TiCl4不融化法を介して合成されたSiO2-TiO2繊維のTi担持量の制御
*成澤 雅紀佐藤 弥生
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抄録
溶融紡糸された低炭素シリコーン樹脂前駆体をアルゴン気流中、TiCl4蒸気にさらすことにより、繊維内部にTiを担持し、焼成後にSiO2-TiO2繊維を得て、その組成、特性を評価した。気流中の保持時間、温度によって、Ti量を制御することができたが、乾燥状態で繊維に含まれるチタンは塩化物の形のまま、溶媒和によって取り込まれている部分が多く、特に繊維内部ではルチル型となりやすい傾向がわかった。
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©  日本セラミックス協会 2011
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