日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2011年年会講演予稿集
セッションID: 2P135
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ラムスデライト型Li-Cr-Ti複合酸化物の合成と評価
*松崎 裕樹伊藤 滋藤本 憲次郎
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抄録
リチウムイオン二次電池の正極活物質は、オリビン型や層状岩塩型といった構造の観点からも研究が行われている。その中で、我々は一次元トンネル構造を持つラムスデライト型に注目した。これはLi-Cr-Ti複合酸化物の理論上の固溶ラインの一部においてラムスデライト単一相を、そして約4Vの放電電位を示すことが報告され、その後コンビナトリアル手法によりさらに広範囲の組成条件において単一相が得られたためで、置換量・放電容量・結晶構造との関連性を精査する上で多くの情報が得られる可能性が高いためである。本研究では、コンビナトリアル手法にて単一相が得られた組成範囲において、固相合成法により粉末試料を作製し、充放電評価を行った。固溶領域に関しては溶液プロセスと比較すると狭くなっていた。またCrが寄与する電位に比べ、Tiが寄与する電位では良いサイクル特性が見られた。
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©  日本セラミックス協会 2011
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