抄録
シックハウス症候群対策として揮発性有機化合物(VOC)センサの開発が望まれている。これまでに、金属酸化物によるガスセンサのVOC ガスに対する応答特性はVOC の族別に主に7分類出来ることを報告した。また、センサ感度が受ける湿度の影響の抑制にはPd の添加が有効であり、高湿度雰囲気下でのエージングによって更に影響を抑制出来ることも報告した。本研究では、住宅の空気質に含まれる各種VOC ガスを混合したガスを数種作製して応答特性を計測し、どの族のガス種が主に応答に寄与しているか検討した結果を報告する。