抄録
現在ガラス溶融における省エネルギー技術として酸素燃焼炎が広く導入されており、その結果溶融雰囲気中の水蒸気分圧が増加することによるガラス中の水分濃度の増加が引き起こされるため、ガラス中の水分とガラスの性質との関係は重要である。
矩形波ボルタンメトリーは高感度で高速な電位制御によるボルタンメトリーであり、ガラス融液における電気化学反応を調べる手法として最適である。
本研究では異なる水分濃度を持つガラス融液に対して矩形波ボルタンメトリーを用いてガラス融液中の水分が融液の電気化学反応に与える影響を調査し、ガラス融液中の水分が融液の性質を変化させ、融液の電気化学反応に影響を与えることが示された。