日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2011年年会講演予稿集
セッションID: 3G31
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噴霧熱分解法による窒化銅微粒子の合成
*木枝 暢夫
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キーワード: 窒化銅, 噴霧熱分解, 微粒子
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抄録
水酸化銅と炭酸水素アンモニウムをアンモニア水に溶かした溶液を超音波噴霧し、それを窒素ガス雰囲気中で熱分解することで、窒化銅微粒子を合成した。単相を得るための条件としてもっとも重要だったものは回収フィルターの温度で、これが300-400℃程度より低くなると酸化物が、高くなると金属銅が混入した。雰囲気に少量の水素ガスを添加することで、この温度を200℃程度まで下げても単相を得ることができた。生成した粒子は数10nmの一次粒子からなるμmサイズの中空形状であった。
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©  日本セラミックス協会 2011
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