日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2011年年会講演予稿集
セッションID: 3L27
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ピラード層状複水酸化物による硝酸イオンの選択的陰イオン交換反応
*笹井 亮松本 千誉
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抄録
一般式M1-x2+Mx3+(OH)2(An-)x/n・mH2O(M2+:2価金属、M3+:3価金属、x = 2 ~4)で表される層状複水酸化物(LDH)は、無機化合物では珍しく陰イオン交換特性を示す化合物である。金属種や組成が比較的自由度が高く、合成も容易であることから様々な分野で利用されている。特に近年の環境保全に対する意識の高まりから、陰イオン性有害物質を除去するための材料の一つとして注目されている。最近では、金属組成による選択性の発現1, 2)や単なるイオン交換反応では説明できない現象1)などが報告されており、選択性を付与することにより資源枯渇問題の解決にも寄与できる可能性が示されている。このような現状から、高い陰イオン選択性を示すLDHの創製に大きな期待が寄せられている。本研究では、合成したLDHがイオン篩機能により選択性を発現することを明らかにした結果について報告する。
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©  日本セラミックス協会 2011
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