日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1B22
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Zn2LiGaO4の構造相転移
*喜多 正雄小俣 孝久松尾 伸也
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抄録
室温で陽イオンが規則配列したウルツ鉱型関連構造を有しているZn2LiGaO4の構造相転移を高温X線回折および高温Ramanによって調べた.高温XRDでは,1000℃から760℃までは高温相が観測され,760℃以下では低温相のピークが観測された.Zn2LiGaO4は760℃付近で構造相転移が起こることが明らかになった.高温相と低温相では超格子ピークの位置が異なるので,高温相と低温相では変調構造の周期が変化していると推察される.
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©  日本セラミックス協会 2012
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