日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1P129
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ソルボサーマル法によるチタニアの合成
*小松原 幸弘勝又 健一松下 伸広岡田 清
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抄録
酸化チタンに代表される光触媒材料の活性を向上させる一つの手段として、電荷分離により生じた電子とホールの表面までの拡散距離を短くすることが挙げられる。そこで、我々は特異的なナノ構造を有するナノチューブに注目した。チューブの外壁は数ナノであるため電子とホールの表面までの拡散距離は短くなり、またチューブの細孔が分解対象物質の吸着に優位に働くと考えた。そこで、我々はソルボサーマル法によってナノチューブの合成を試みた。合成の結果、出発原料と溶媒によって結晶相が異なるナノチューブが得られた。
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©  日本セラミックス協会 2012
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