日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1P161
会議情報
ナノ粒子操作用レジスト微細加工チップの作成と観察
*柳田 宰中山 忠親藤原 健志吉村 武石井 将之鈴木 常生末松 久幸新原 皓一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
材料自身が外部刺激に感応して様々な反応を示す材料であるスマートマテリアルの1つである温度応答性高分子としてN-イソプロピルアクリルアミド(NPIAAm)が挙げられる。本研究ではNPIAAmを用いて作製されたレジストが水を含むことによって体積が大きく変化することを利用して、電極間に粒子1個分のチャンバーを作製してセラミックス粒子を捕捉することで「液体中における粒子 の電気伝導度の評価」を試みている。本報告では光リソグラフィー法によって作製した電極上にバイオレジストを塗布、UV露光、加熱処理を施した後に電極間にマイクロビッカースにより加工した粒子捕捉用のチャンバーが水を含むことで閉じるチップの作製に成功したことについて報告する。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2012
前の記事 次の記事
feedback
Top