日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1P162
会議情報
ラメラ構造を持つポリシルセスキオキサンへのポリマーのインターカレーション
*伊藤 万智メディ アマド菅原 義之ブーリー ブルーノ
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
無機層状化合物はイオン交換反応、酸塩基反応や酸化還元 反応を駆動力として層間にゲスト分子を導入する、インターカレー ション反応が進行することが知られている。中でも、固体酸であ るH 型層状酸化物への有機塩基のインターカレーションは酸-塩 基反応を利用した無機-有機ハイブリッド合成の代表例である。 このように無機層状化合物をホストとしたハイブリッドの合成 が盛んに研究されているが、有機ケイ素化合物であるポリシルセス キオキサンもハイブリッドのホストとして用いることができるこ とが知られている。ポリシルセスキオキサンは前駆体を制御す ることにより側鎖や末端基のデザインが可能であることから多様 なハイブリッドを合成できる可能性がある点で無機ホストよりも 優れている。本研究でホストとして用いるラメラ構造を持つポリシ ルセスキオキサンであるSiO1.5(CH2)3SO3H(以下LSQ-SO3H) 5)は層表 面に-SO3H 基を有しており、酸-塩基反応によりn-アルキルアミン を層間にインターカレーションできることが今までの研究で分か っている。 本研究ではLSQ-SO3H 層間に酸-塩基反応を駆動力としてポリエ チレンイミン(以下PEI)をインターカレーションさせることを試み、 生成物のキャラクタリゼーションを行った。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2012
前の記事 次の記事
feedback
Top