抄録
ペロブスカイト構造のABO3酸化物では、Aサイト、Bサイトはイオン半径の近い他のイオンで置換可能である。本研究では、Bサイトに安価で入手容易かつ安定な原子価を有するAlとMgを選び、ペロブスカイト固溶体La-Sr-Al-Mg-O系酸化物(LSAM)を合成し、その電気伝導度を測定した。その結果、AサイトへのSrの固溶量を増加させると電導度は増加し、La0.8Sr0.2Al0.9Mg0.1O2.85が最も高い電導度(σ = 1.85×10-2 S・cm-1 at 600℃)を示し、これは13 mol% CaO安定化ジルコニアよりも高い電導度であった。