日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 3A11S
会議情報
電場・磁場を用いたチタン酸バリウムセラミックスの配向制御とその電気特性
*喜多 達也武井 貴弘熊田 伸弘藤井 一郎中島 光一和田 智志鈴木 達打越 哲郎目 義雄三輪 恭也川田 慎一郎木村 雅彦黒岩 芳弘
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
環境にやさしく誘電・圧電特性の大きなチタン酸バリウム(BaTiO3)配向セラミックが近年注目されている。これまで我々は強磁場中電気泳動(EPD)法によりBaTiO3配向セラミックスの作製を検討してきた。そのために新規2段階熱分解法を用いてより分散性の高いBaTiO3ナノ粒子を合成した。そこで本研究では作製したBaTiO3ナノ粒子を用いて12Tの強磁場中EPD法とスリップキャスト法により集積体を作製し、その集積体を焼結することでセラミックスを作製する。そのセラミックスを評価することで、電場・磁場による配向制御、及びその電気特性の測定を行ったので報告する。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2012
前の記事 次の記事
feedback
Top