日本PDA学術誌 GMPとバリデーション
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WFI 製造のための非蒸留システムの使用に関する製薬用水システムユーザーの調査
アンソニー ベビラッカテリ C. ソリ
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2012 年 14 巻 1 号 p. 16-41

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抄録
  製薬産業の共同後援された USP/ISPE 調査は,注射用水(WFI)のための準備の最終的な濾過工程として製造する(蒸留以外の)の代替方式を使用する可能性のトピックについて発表され分析される。この調査は,USP 専門委員会の委員によって準備された。CU COP の指導力を持つ実践に関する ISPE 重大ユーティリティコミュニティ(CU COP)によってレビューされ,支援され,管理され,その結果は集められ,分析された。この調査の目的は,設計,メンテナンス,WFI 品質の水を作るための代替の非上流手法に関するデータを得るだけでなく,エンジニアリング・エンドユーザーからの実行可能なデータを収集することでもあったので,議論は個人的な未発表の逸話から排除される可能性があり,産業,解説と規制グループの間の最終的な公開討論のために ―よかれあしかれ ―表面化される可能性がある。
  一般的に,過去の議論は,WFI 製造の最終的なステップで微生物学的およびエンドトキシン管理の最高権威として『蒸留対逆浸透(RO)や限外ろ過(UF)』のトピックについて集中した。現在の調査は,一連の異なる質問を実施した。最終的な浄化ステップに集中する代わりに,全ての水システム設計,その運営と管理戦略そして,試験データは研究された。
  WFI の試験特性の全てに合致した非蒸留システムに関して,もう一つの水システムとして認証されるけれども,結果の分析はろ過システム設計,配布デザインと衛生化戦略の数とタイプにおいて興味深い可変性を示す。この分析も調査の目標が次に合致したことを証明する。それらは:1. 全ての水システムを考慮する議論を拡大すること。2. 実際の水システムのデータに基づく有意義な対話を実現すること
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© 2012 日本PDA製薬学会
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