Progress of Digestive Endoscopy
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臨床研究
内視鏡的超音波断層法と対比した大腸Angiectasiaの内視鏡的検討
阿部 剛大竹 陽介倉岡 隆荒井 順也佐藤 浩一郎太田 昭彦古谷 正伸石塚 俊一郎掛村 忠義吉田 光宏藤沼 澄夫酒井 義浩
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2001 年 59 巻 2 号 p. 42-46

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抄録
 当院にて診断したAngiectasia65例についてクモ状血管腫様病変のA型と血管怒張を主体とするB型とを分類する意義について内視鏡的超音波断層法(EUS)で検討した。65例の内訳は単発例が多く,大きさは7mm以下で,男性に多い傾向にあった。ほとんどがA型で,部位の偏りはなく全大腸に分布していた。B型はA型に比べ好発年齢が高く,有症状が多かった。多発例は単発例に比較して有症状や基礎疾患合併例,特に肝硬変例が多く,種々の内視鏡像を呈していた。EUSにて5例8病変を検討したところA型は有意な血管拡張はなかったが,B型は粘膜下層内に1mm前後の血管として描出し得た。A型に対して内視鏡的摘除術を行ったところ,生食水局注のみで消失した例や摘出標本では拡張血管が不鮮明となる例もあり,組織学的には粘膜下層浅層までの血管拡張であった。粘膜下層浅層までの拡張であるA型は明らかにB型と別に扱うべきであり,治療が必要な際にはAPCなどの表在性の治療が推奨され,対して比較的太い血管拡張として描出できたB型はクリッピングなどを考慮すべきと考えられた。
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© 2001 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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