Progress of Digestive Endoscopy
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臨床研究
大腸内視鏡前処置中の呼気中水素ガス測定による消化管bacterial overgrowthの評価
瓜田 純久日毛 和男鳥居 尚隆菊池 由宣倉形 秀則神田 映子笹島 雅彦尾崎 元信三木 一正
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2003 年 63 巻 2 号 p. 60-63

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抄録
 大腸内視鏡前処置に用いられるpolyethylene glycol(PEG)にラクチュロースを混入して腸管洗浄を行い,呼気中に排出される水素ガス濃度を測定し,小腸におけるbacterial overgrowthを検討した。対象は大腸内視鏡検査を行った連続50例。腸管洗浄液PEG 200mlにラクチュロース12gを混入して飲用させ,以後PEG 1,800mlを2時間で飲用させた。15分間隔で4時間後まで呼気を採取し,呼気中水素濃度を測定した。呼気中水素ガス濃度が45分以内に最大となる症例が10例(20%),5ppm以上上昇した8例(16%)あり,また呼気中水素ガス濃度のピークが3回以上出現した症例が13例(26%)あり,小腸でのbacterial overgrowthと考えられた。空腹時呼気中水素ガス濃度は小腸でのbacterial overgrowthの有無により差はなく,新たな腹部症状の出現もなかった。
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© 2003 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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