Progress of Digestive Endoscopy
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症例
術前に小腸内視鏡で確認しえた小腸GISTの2例
菊地 正臣吉澤 繁春木 聡美中山 昇典佐田 美和小林 清典五十嵐 正広勝又 伴栄西元寺 克禮渡邊 昌彦岡安 勲
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2004 年 65 巻 2 号 p. 88-89

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抄録
 症例1 : 59歳,女性。Hb4.6g/dlと貧血を認め,腹部CTで小腸腫瘍を疑った。小腸造影,小腸内視鏡で,Treitz靭帯より約30cm肛門側の上部小腸に陥凹を伴う粘膜下腫瘍を認め,空腸部分切除を施行した。組織学的にはc-kit(+),CD34(+)で3.5×3.2cm大のGISTと診断した。
 症例2 : 52歳,女性。Hb1.9g/dlの貧血を認め,腹部CTで小腸腫瘍を疑った。小腸造影,小腸内視鏡でTreitz靭帯より約10cm肛門側の上部小腸に陥凹を伴う粘膜下腫瘍を認めた。生検でGISTと診断し,腫瘍摘出術にて6×6×3cm大のGISTを摘出した。術前,小腸内視鏡で確認しえた小腸GISTは比較的稀であり,文献的考察を加え報告する。
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© 2004 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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