亀田総合病院/消化器内科
2005 年 67 巻 2 号 p. 86-87
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症例は71歳女性,右季肋部痛のため近医を受診し閉塞性黄疸と診断された。内視鏡検査では乳頭部に緊満した非露出腫瘤型腫瘍を認めた。生検で小細胞癌と診断され膵頭十二指腸切除をおこなった。病理組織検査ではchromatinの増量した小型腫瘍細胞が索状,充実性胞巣を形成して増生し,免疫組織染色ではchromograninAなどの神経内分泌顆粒が陽性であった。リンパ節転移を認めたため外来化学療法を行っている。
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy
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