Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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症例
巨大胃粘膜下血腫を形成した特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の1例
永妻 紀子水口 澄人清水 透佐東 丈仁澤田 晴生前澤 寧穴澤 康志中野 史郎大野 隆
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2006 年 68 巻 2 号 p. 100-101

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抄録
 症例 : 50歳男性。45歳時にITPと診断されPSLを内服していたが,血小板数測定不能にて緊急入院し脾摘施行。退院後,自宅にて急激な貧血症状および上腹部痛出現し入院。CTにて腹腔内出血と胃に巨大な血腫を認めた。上部消化管内視鏡検査では,粘膜の点状出血と胃窮隆部大彎に巨大な凝血塊様の暗赤色の緊満したドーム状隆起を認め,CT所見と合わせ胃粘膜下血腫と診断した。内科的保存療法のみで順調に回復し,また上部消化管内視鏡検査およびCTにて粘膜下血腫が縮小していく過程を経時的に追うことが出来たので報告する。
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© 2006 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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