Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
Print ISSN : 1348-9844
ISSN-L : 1348-9844
症例
急性腹症で発症した静脈硬化性腸炎の1例
竹中 春美船越 信介大作 昌義芹澤 宏渡辺 憲明金子 文彦常松 令熊谷 直樹金田 宗久首村 智久浅沼 史樹山田 好則宮川 健折笠 英森永 正二郎土本 寛二
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2006 年 68 巻 2 号 p. 142-143

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抄録
 右下腹部痛で急性発症し手術標本により診断した静脈硬化性腸炎を経験した。回盲部切除術後も右下腹部痛が持続し,大腸内視鏡・注腸造影上,吻合部~上行結腸にかけて青銅色粘膜・狭窄を認め静脈硬化性腸炎の活動期と診断。保存的治療にて緩解し,現在塩酸チクロピジン内服にて経過加療中。静脈硬化性腸炎は慢性の経過をとり,文献的には67%の症例で大腸切除術となっているが治療法は未確立で本症例も慎重な経過観察が重要である。
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© 2006 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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