Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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症例
ニザチジン投与により唾液分泌,咽頭症状が著明に改善した1例
保科 牧江瓜田 純久石原 晋名波 竜規大橋 佳弘西田 祥二秋元 達雄加藤 博人斎藤 直康原 規子本田 善子永井 洋子中西 員茂島田 長人杉本 元信三木 一正
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2006 年 69 巻 2 号 p. 58-59

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抄録

 唾液は食物の咀嚼,嚥下,また,逆流性食道炎の予防にも大きな役割を担っている。ニザチジンは酸分泌を抑制するだけでなく,唾液分泌促進作用を要するため唾液腺機能低下症の治療にも用いられる。症例は10年以上前から咽頭違和感が続いていた63歳女性。精査の為唾液腺シンチグラフィーを行ったところ機能低下していた為,ニザチジン300mgを投与した。8週後には症状は消失し,唾液腺シンチグラフィーの所見にも改善が見られた。

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© 2006 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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