東京女子医科大学/消化器内科
2008 年 73 巻 2 号 p. 144-145
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症例は66歳男性。47歳時より胃体上部の潰瘍に対して酸分泌抑制剤を投与されていた。Helicobacter pylori(Hp)に対する除菌療法は成功せず,proton pump inhibitor(PPI)の投与を継続していたにも関わらず突然の上腹部痛が出現しCTにて胃潰瘍穿孔と診断された。除菌失敗例に対する酸分泌抑制剤による維持療法中に再燃,穿孔する例は稀であり考察を加えて報告する。
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy
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