大田原赤十字病院/消化器内科
筑波メディカルセンター/内科
2009 年 74 巻 2 号 p. 68-69
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内視鏡的な止血をした十二指腸憩室出血の2例を経験した。症例1は85歳女性で,十二指腸乳頭近傍の憩室出血を認めた。内視鏡の反転操作等で出血部を同定しクリップにて止血した。症例2は86歳女性。出血で視野がとれなかったが,ウォータージェットによる洗浄・吸引により,水平脚奥に拍動性出血を伴う憩室を認めクリップにて止血。同症の止血処置の際には透明フードの装着やウォータージェットの積極的な利用を考慮すべきである。
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy
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