Progress of Digestive Endoscopy
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症例
ダブルバルーン小腸内視鏡で確認し得た回腸MALTリンパ腫の1例
松本 吏弘池谷 敬池田 正俊牛丸 信也高松 徹宮谷 博幸吉田 行雄野首 光弘
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2009 年 74 巻 2 号 p. 80-81

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抄録

 症例は60歳,男性。主訴は左下腹部痛。前医で施行された腹部CTにて小腸腫瘍が疑われ,当科紹介入院となった。経口ダブルバルーン(DB)小腸内視鏡にて回腸に全周性狭窄を認めた。生検では確定診断が得られず,腹腔鏡下小腸部分切除術を施行。病理組織学所見にてMALTリンパ腫と診断した。今回我々は,回腸MALTリンパ腫をDB小腸内視鏡にて確認しえたので報告する。

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© 2009 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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