抄録
【目的】抗血小板薬投与中の経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)の安全性について検討した。【方法】対象は2008年4月~2011年12月まで当院入院中にPEGを施行した患者288症例のうち,抗血小板薬の投与されていた41例。41例中3例が2剤の抗血小板薬を投与されていた。【結果】41例中,抗血小板薬単剤投与は38例,2剤投与は3例であった。術後出血の偶発症は2例(4.9%)に認められ,いずれも抗血小板薬2剤併用症例であった。単剤投与の症例では出血は認められなかった(0%)。【結論】PEGは抗血小板薬単剤投与であれば休薬なく安全に施行できる可能性がある。2剤併用では単剤投与に減量すべきと考えられた。