Progress of Digestive Endoscopy
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臨床研究
胃ESD後出血に関与する危険因子の検討
市田 崇草野 史彦古谷 晴子酒井 義法
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キーワード: 胃ESD, 後出血
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2013 年 82 巻 1 号 p. 56-59

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抄録
 当院にて2009年1月から2011年12月までに胃ESDを施行した187症例における後出血の危険因子をretrospectiveに検討した。輸血や緊急内視鏡を要したもの,Hb2g/dl以上の低下を認めたものを後出血とした。術後内視鏡にて,ForrestⅡa以上の出血を認め追加止血を行った症例を偶発出血とした。患者背景(年齢,抗血小板薬/抗凝固薬内服),治療内容(切除標本径,切除時間,占拠部位),併存疾患(高血圧,糖尿病,肝硬変,透析)の有無について検討した。後出血は5例(2.7%)に認め,Fisher検定では切除長径が危険因子であり,多変量解析では有意な因子は認めなかったが,切除長径30mm以上のものに後出血が多い傾向があった。偶発出血は59例(31.6%)に認め,χ2検定では年齢,切除長径,高血圧が危険因子であり,多変量解析では年齢と高血圧が危険因子であった。偶発出血は比較的多く,術後内視鏡にて追加止血処置を行うことが後出血の抑制に寄与する可能性が示唆された。
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© 2013 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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