Progress of Digestive Endoscopy
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臨床研究
悪性肝門部胆管狭窄における内視鏡的減黄術
岩野 博俊良沢 昭銘田場 久美子谷坂 優樹佐藤 洋子須藤 晃佑新井 晋真下 由美
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2015 年 86 巻 1 号 p. 104-107

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抄録
【目的】悪性肝門部狭窄の減黄術において,我々は片葉ドレナージを原則としている。今回,術前症例,非切除例における成績を検討した。【方法】2013年7月〜2014年10月までに施行したERCP 456件中,肝門部狭窄43例を対象とし,初回減黄法,追加ドレナージ,最終減黄法,減黄期間,化学療法施行率,化学療法不能であった原因について検討した。【結果】減黄前に切除の可能性ありと診断した18例の初回減黄法は,ENBD 3例,plastic stent(PS)1本留置14例,PS複数留置1例であった。追加ドレナージを4例に要したが,13例(72.2%)は片葉ドレナージで対応可能であった。術前減黄期間は平均9.3(0〜30)日であった。胆管炎による手術延期が1例あった。減黄前に非切除と診断した25例の初回減黄法は,PS 1本留置17例,MS 1本留置5例,PS複数本留置2例,MS複数本留置1例であった。追加ドレナージを5例に要したが,17例(68%)は片葉ドレナージで対応可能であった。化学療法を予定した24例中18例(75%)に化学療法を施行し,減黄期間は平均24.7(0〜125)日であった。施行不能の原因は,減黄不良4例,原疾患の進行1例,肝膿瘍1例であった。【結論】大部分の症例において,片葉ドレナージで手術や抗腫瘍療法へ移行可能であった。
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© 2015 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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