Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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臨床研究
十二指腸胃型腺腫8例の検討
遠藤 佑香藤原 崇荒川 丈夫小泉 理美森 麻紀子岩崎 将千葉 和朗來間 佐和子桑田 剛小泉 浩一神澤 輝実田畑 拓久藤原 純子門馬 久美子堀口 慎一郎
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キーワード: 胃型腺腫
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2015 年 86 巻 1 号 p. 44-48

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抄録
胃型腺腫は,胃底腺の頸部粘液細胞への分化が主体の腫瘍で,主に胃のUM領域に発生する比較的稀な疾患である。十二指腸にも生じるが報告例が少なく,その臨床像や内視鏡像については知られていない。2010年8月~2014年6月までの間に,病理組織学的に十二指腸の胃型腺腫と診断された8例について検討を行った。平均年齢は66歳,男女比は5 : 3,大きさは平均12.5mmであった。占拠部位は球部6例,下行脚2例で,肉眼形態は0-Ⅰ型7例,0-Ⅱa型1例であった。表面性状は絨毛様6例,脳回様2例であった。NBI併用拡大観察を行えた3例中2例でwhite opaque substance(WOS)が陽性で,表面微細構造が評価できた2例では,腺窩辺縁上皮の幅は不均一で,形状も不均一であった。微小血管構築像も2例で観察でき,いずれも口径不同,走行不整を呈していた。治療は,8例中3例で内視鏡治療,2例で手術が行われ,癌の合併は認めなかった。
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© 2015 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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