大阪府教育センター
1994 年 42 巻 4 号 p. 415-418
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アーク放電型無線電話の実験を簡単な方法で演示したところ,当教育センターの教員研修では強い興味と関心がよせられたので,本電話の歴史的意義と教育的意義を考察して,高校物理での教材化を試みた。本装置は素朴で原理的であるが,そのなかには物理教育上の重要事項が多数含まれている。音質は良好で,音量も十分であるので演示効果は大きい。本実験は,高校物理IIの電磁気分野のまとめや発展学習,課題研究の教材として利用できる。
日本物理教育学会誌
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