千葉県立鎌ヶ谷西高等学校
2002 年 50 巻 1 号 p. 23-27
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誰にでも製作できる簡易型の空気GM管を2種開発した。一つは,コンデンサーを電源とした携帯型のGM管である。棒起電器で充電し,放射線入射に伴う放電で生じるノイズ電波をAMラジオで検出する。授業の導入実験等に最適である。もう一つは,電源として,小型高圧電源と紙製の電圧調整器を用いたものである。改造歩数計を用いれば,相対強度ではあるが,定量実験ができる。生徒と,身の回りの放射線を調べたり,ラドン220の半減期の測定,β線の遮へい実験などを行い,効果を確かめた。
日本物理教育学会誌
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